Relive '乗鞍(リタイア)'
View my ride: 乗鞍(リタイア)
乗鞍の位ヶ原山荘付近からの風景になります
難易度・走りやすさ・順路については、下記の内部リンクへ
リタイヤの理由
今回は、リタイヤの状況について説明し、自転車乗りの方がお役に立てればと、考えております。
私は、今年で50歳をむかえる、自転車乗りですが、乗鞍のエコーライン(乗鞍ヒルクライム大会コース)は、10回以上は登っていますが、初めて頂上まで到達することが出来ませんでした。(体力が無さすぎるだけかもしれませんが…。)
その状況として、高山病・痙攣が発生したと考えられました。
初期症状は、少々頭が痛い(それほどではない痛さ)で、少々の筋肉疲労がありました。
しかし、筋肉疲労はいつも起こる事であり、それほど気にしなかったのですが、位ヶ原山荘を超えて(コース全体の2/3以上を超えた辺り)10分から20分ぐらいたった頃から、いつもの疲れより疲労していると感じました。(雪が見え始めた所くらいから)
「無理はいけない」「やめるのも、勇気」
この、言葉は常に考えて引き返す事も、頭にあったのですが、ついついもうちょっとで頂上だ!という気持ちが先行し、ついに残り800メートルぐらいの所で、完全に足が動かなくなりました。
動かないというよりは、固まってしまった感じです。しかも、めちゃくちゃ吐き気がありました。しばらく(10分ぐらい)休むと、足が動くようになったので、もう少しと思って、登ろうとすると、また足が固まりました。ピシッとくる感じ。足が真っ直ぐで固まり曲がらない?
これは、まずいと感じ下る事を考え、しばらく呼吸を整え、ゆっくりゆっくり下山しました。
やはり、年齢を重ねるといろいろと予期せぬ出来事が起こるもので、年々体力は落ちると考え、更なる注意が必要だと、改めて感じた経験でした。